ITエンジニアの正社員転職で「IT特化のエージェントに任せたい」と考える層にとって、レバテックキャリアは候補に上がりやすいサービスです。レバテックフリーランスと同じレバテック株式会社が運営しますが、取引の流れは業務委託ではなく正社員転職に特化しています。AI転職の全体戦略はAI転職完全ガイド2026、エージェント比較の整理はAI転職エージェントおすすめ比較も合わせて読むと理解が早まります。
レバテックキャリアとは|IT・AIエンジニア特化の正社員転職エージェント

出典: レバテックキャリア公式サイト
レバテックキャリアは、レバテック株式会社(設立2017年8月/代表取締役 岩槻知秀/代表執行役社長 泉澤匡寛/資本金6,000万円/本社 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア24F・25F)が運営する、ITエンジニア・クリエイター特化の正社員転職エージェントです。売上1,000億円規模のレバレジーズ株式会社グループ傘下で、エンジニア・クリエイター領域の人材紹介を15年以上続けてきた運営歴があります。
2026年5月時点の公開求人数は5万件超で、取引先企業数は4,000社以上です。サーバーサイド・フロントエンド・PM・SRE・データエンジニア・AIエンジニアなどIT領域の主要職種を網羅し、経理・人事・営業などIT以外の職種は扱わない設計です。年収600万円以上の求人が全体の8割以上、700万円以上が過半を占めるため、現年収400〜500万円台からの年収アップ転職に強い構造になっています。
サポートは専任のキャリアアドバイザー制で、登録後は同じ担当者が面談から内定後フォローまで伴走します。アドバイザーには元エンジニア出身者も多く、React/Vue/Go/Pythonの違いやLLM活用の文脈を理解した上で求人を提案できる点が運営の中心です。
レバテックフリーランスとの違い|正社員 vs フリーランスの使い分け
同じレバテック株式会社が運営するレバテックフリーランスとは、扱う雇用形態が明確に分かれています。混同しやすい部分なので、最初に使い分けを整理しておきます。
レバテックキャリアは正社員転職専門で、雇用契約・固定給・福利厚生付きのポジションを扱います。年収レンジは600万円から1,500万円帯が中心で、転職後の評価制度や昇給ロードマップまで踏まえた長期キャリア提案が前提です。
レバテックフリーランスは業務委託のフリーランス案件専門で、月額単価・週稼働日数・期間契約のポジションを扱います。週3〜5日稼働の専業フリーランスが主戦場で、月60〜120万円の単価帯が中心です。
使い分けの判断軸は次の通りです。
- 雇用契約と固定給を維持したいなら正社員転職のレバテックキャリア
- 月額単価で稼ぐ前提でフリーランス転向するならレバテックフリーランス
- 本業を継続したまま週末・夜の副業で収入を増やしたいなら、いずれも合わない(副業マッチングや短時間案件中心のエージェント併用が現実解)
担当者は完全に分かれており、サービス間で求人がシェアされることはありません。両方の選択肢を並走させて比較したい場合は、それぞれ個別に登録する必要があります。
良い評判|IT専任担当者と年収交渉力
肯定的な評判の中心は、担当者の技術理解度と年収交渉のレンジです。
担当者は全員IT領域に特化しており、技術スタックの違い・ポジションの責任範囲・チーム規模感まで踏まえた上で求人を提案します。職務経歴書のレビューでは過去案件の技術選定理由や担当工程まで掘り下げるため、書類選考通過率の改善に直結します。利用者の年収アップ実績は5人に4人、3人に2人は70万円以上アップという数値が公表されており、IT特化エージェントの中でも上位の交渉力を示しています。
求人の質も評価ポイントです。年収600万円以上の求人が全体の8割以上を占め、700万円以上が過半数を超える構成で、現年収500万円台のミドル層にとって年収レンジを引き上げる材料が揃っています。書類選考通過率や面接通過率の改善ノウハウもアドバイザーから提供されるため、独力での応募よりも内定獲得までの工数が下がります。
レジュメ品質が高い層には、年収1,000万円超のテックリード・エンジニアリングマネージャー・CTO候補のスカウト型ポジションも紹介されます。AI関連経験(Claude Code/LLM API/MCP/LangChain等)を職務経歴に書き込めるエンジニアは、ハイクラス帯の提案が増える傾向です。
悪い評判|エンジニア限定の案件構成と地方案件少
否定的な評判の中心は、IT専門特化ゆえの守備範囲の狭さです。
経理・人事・営業・マーケなど非エンジニア職は一切扱わないため、エンジニアからビジネスサイドへキャリアチェンジしたい層には合いません。社内SEや情報システム部門への転職は可能ですが、純粋なPdM/PMM/事業開発などのプロダクト寄り・ビジネス寄りポジションは取扱数が限られます。
実務経験要件の高さも見られます。「実務経験浅い方OK」のフラグが立つ求人は全体の1%程度で、未経験から飛び込むタイプのエージェントではありません。Webスクール卒業直後やプログラミング学習中のステータスでは、面談段階で他サービスへの案内になるケースが報告されています。
地方案件の少なさもネガティブ要素です。首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)・大阪・福岡の案件が中心で、それ以外の地方在住者はフルリモート案件に絞った検索が前提です。リモート可求人は3.6万件と全体の6割超を占めますが、参画初期に出社を求める企業も残っているため、応募前の条件確認は必須です。
登録後の連絡頻度の高さも指摘されます。電話での進捗確認やスカウト連絡がやや多めのため、メール中心の連絡に切り替えたい場合は初回面談で明確に伝えておく運用が無難です。
転職に迷ったときの無料キャリア相談で、レバテックキャリアと他エージェントの併用パターンも整理できます。
AI関連求人の実態|年収700万超406件超(生成AI×データ基盤)
レバテックキャリアの公式公開情報では、年収700万円以上のAI関連求人が406件超扱われています。AI/機械学習エンジニアだけでなく、AIプロダクトのバックエンド構築・データ基盤再設計・MLOpsまで含めた広い職種カバレッジです。
公開求人例で見られる職種・年収レンジは次の通りです。
- 大手通信業界向けAIモデル構築エンジニア(年収700万〜1,200万円)
- FinTech企業向け生成AI活用プロダクト開発リード(年収800万〜1,400万円)
- AI Ready なデータ基盤再構築のデータエンジニア(年収750万〜1,100万円)
- LLMアプリケーション開発のフルスタックエンジニア(年収700万〜1,000万円)
- MLOps基盤構築のSREエンジニア(年収800万〜1,300万円)
職種別では、生成AIのプロダクト実装に踏み込めるバックエンド/フルスタックエンジニアの求人が増加傾向です。Python × LLM API × クラウド(AWS/GCP)の組み合わせ経験は、年収1,000万円超のテックリード求人に直結します。データ基盤側は「AI Ready なデータ基盤再構築」を掲げる求人が増えており、dbt/Snowflake/BigQueryの実務経験がスカウト対象になります。
ビジネスサイドからのキャリア応用については、純粋なAIエンジニア未経験でも、既存プロダクトへのAI機能組み込み経験(Claude CodeやCursorでの開発効率改善、業務SaaSへのAI機能追加、社内向けLLMツールの内製化など)が職務経歴に書ければ十分に対象範囲に入ります。AIエンジニア職全体の整理はAIエンジニア完全ガイド2026、レジュメ書き換えの方向性はAI転職完全ガイド2026で扱っています。
向いている人・向かない人
レバテックキャリアが向いている人は次の3点に該当する層です。
- ITエンジニア・クリエイター職での実務経験が2年以上ある
- 正社員雇用で年収600万円以上のレンジを狙いたい(フリーランス転向ではなく雇用契約継続)
- 担当者の技術理解度を重視し、レジュメ添削や面接対策まで踏み込んだ伴走を望む
特に現年収400〜600万円帯のミドルエンジニアで、技術スタックを軸に転職活動を進めたい層が中心ターゲットです。AI/LLM/データ基盤の実務経験があれば、年収1,000万円超の提案レンジに入ります。
向かない人は次の通りです。
- 非エンジニア職(営業/マーケ/人事/経理)への転職を検討している
- 実務経験ゼロまたは1年未満の未経験エンジニア
- 本業継続前提で副業案件を探している(業務委託はレバテックフリーランス、短時間副業は副業マッチングが現実解)
- スカウト型で受け身に転職活動したい(ビズリーチなどスカウト型サービスが向く)
エージェント型の伴走を受けながらハイクラス求人も並走したい場合は、レバテックキャリアで「IT特化の質」、ビズリーチで「スカウトの網」を広げる併用パターンが現実的です。比較表はAI転職エージェントおすすめ比較で整理しています。
登録から内定までの流れ
利用フローはレジュメ登録から内定まで以下の流れで、所要期間の目安は1.5〜3カ月です。
- 公式サイトから無料会員登録(職務経歴・スキル・希望条件を入力)
- キャリアアドバイザーとの初回面談(オンライン60〜90分/希望条件と市場価値のすり合わせ)
- 求人提案(面談翌日〜1週間以内に5〜15件の求人を提示)
- 書類選考用の職務経歴書ブラッシュアップ(アドバイザーが添削)
- 企業選考(書類→1次面接→最終面接が中心、エンジニア職はコーディング試験を挟むことも)
- 内定後の年収交渉・入社条件調整(アドバイザーが企業側と交渉)
- 退職交渉と入社(現職への退職連絡もアドバイザーに相談可能)
書類選考の通過率を上げるためのレジュメ書き換えにはアドバイザーが踏み込み、技術スタック・担当工程・成果指標(リリース件数・改善率・売上インパクト)の言語化までサポートします。AI関連経験を盛り込みたい場合は、Claude Code/Cursor/LLM API/MCP/LangChain等の業務利用実績を職務経歴に明記しておくと、年収レンジが一段上がります。
転職活動全体の進め方や他社との併用パターンに迷ったら、オシジョブの無料キャリア相談で個別に戦略を整理できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. レバテックキャリアとレバテックフリーランスは併用できますか?
A. 両方に登録すること自体は可能ですが、担当者は別系統で求人もシェアされません。雇用形態の方向性が固まっていないフェーズでは、両サービスの面談を受けてから判断するのが現実的です。正社員と業務委託のどちらが自分のキャリアに合うかは、現職の継続意向・収入の上限・福利厚生の重み付けで決まります。
Q2. 実務経験1年未満でも登録できますか?
A. 登録自体はできますが、紹介可能な求人が極端に少なくなります。「実務経験浅い方OK」フラグの求人は全体の1%程度のため、未経験〜1年未満の層は他のエージェントとの併用が無難です。職務経歴に副業や個人開発でのプロダクトリリース実績を加えると、紹介可能求人が増えます。
Q3. 地方在住でも利用できますか?
A. 利用可能です。フルリモート可の求人は約3.6万件あり、地方在住でも紹介を受けられます。ただし参画初期に出社を求める企業や、月数回の対面MTGが前提のポジションも残っているため、応募前に出社頻度を必ず確認してください。
Q4. 年収交渉はどこまで踏み込んでもらえますか?
A. 内定後の年収提示額に対して、アドバイザーが企業と交渉します。利用者の3人に2人は70万円以上の年収アップを実現しており、現年収・希望年収・市場相場の3軸で交渉材料を整理するため、独力よりも交渉幅が広がります。
Q5. AI関連の実務経験がなくても年収レンジは上がりますか?
A. AIエンジニア専業の経験がなくても、既存プロダクト・業務へのAI組み込み実績(Claude Code/Cursorでの生産性改善、業務SaaSへのAI機能追加、社内ツールの内製化等)が職務経歴にあれば、年収700万円超の提案範囲に入ります。レジュメに具体的な数値成果(削減工数・売上インパクト・リリース件数)を書き込むほど、提案レンジが上がります。詳細はAIスキル転職ガイドで扱っています。
